海上ボーリングについて
海上でのボーリング調査は、常に不測の事態を想定しながら慎重かつ迅速に作業を行わなければなりません。沖縄の海の天候や地形を熟知した技術者だからこそ、安全かつ的確なボーリング調査を行うことができます。
自社保有スパット台船
スパット85（名称：YH-85H / 1台）
フロート（浮体）に4本の柱（スパット）を取り付けた構造です。フロート部分は、油圧を用いて波浪や潮位の影響を受けない高さまで上昇することができます。他の水上足場と比べると海上での移動や設置が容易で、船外機等を用いて調査ポイントの微調整が行えます。柱の長さを変えることで、様々な水深での調査が可能になります。
スパット60（名称：TK-60 / 1台）
スパット85より一回り小さな台船です。基本構造はスパット85と同じですが、チェーンブロックを用いてフロート部分を任意の高さまで昇降します。狭い湾内で複数の調査ポイントがある場合などに用いられます。
ドラム缶式ポンツーン（名称：ポンツーン台船/ 1台）
ドラム缶の浮力を活かし、箱状の浮体（ポンツーン）を水上足場として用います。水深5m程度の浅瀬などの調査に対応しております。
海上調査・足場
海上調査・足場
水深が浅くスパットの設置が困難な場合は単管足場を組みます。資機材の搬入搬出は小型船等を用いて行われますが、足場が不安定なため危険を伴う作業になります。弊社では、小型船舶免許をもった海上調査技術者も多く在籍し、安全かつ的確に作業を行います。
